チューリッヒダンスアカデミー(タンツ)で過ごした1週間はすぐに終わってしまうほど、充実していました。
朝からクラシック、ボディコンディショニングを受け、午後からはパドドゥ、コンテンポラリーを受けさせて頂き、一日中レッスンを受けることが出来て、チューリッヒに来てよかったなと思いました。タンツの生徒の方達は、基礎が出来ていて安定した踊りをされていたので驚きました。でも、良い刺激をもらって、頑張ってレッスンについて行くことができました。
クラシックは、基礎を繰り返し続けていき、どれだけ基礎が大切なのか改めて知ることができました。また、センターの時にファーストグループに入れて頂いたりしました。すごく嬉しく、とてもやる気が出てきました。舞原先生が「後ろに引っ込まずにどんどん前に出ていきなさい」とアドバイス頂いたので、勇気をもって前に出ることができました。
そして、同年代の男性だけのクラスを体験できることは数少なく、とても貴重な経験になりました。
ボディコンディションニングクラスでは、日頃から鍛えていなかった所を鍛えて筋肉痛になりましたが、自分に足りないところやこれから必要になるところを知ることができました。
パドドゥクラスは、女性をエスコートすること、相手とのタイミング、手の持ち方など細かいところや、やり方まで先生が丁寧に教えて下さいました。
コンテンポラリークラスでは、その日の最後のレッスンになることが多く、その日使ったところを伸ばすことができる感覚がすごく気持ち良かったです。また、即興・創作クラスもありとても楽しいクラスでした。
すべてのクラスを通して一番気を付けたことは、自分の注意でなくとも自分の注意のように聞いてレッスンを受けることです。
レッスンが早く終わった日には、スイスの街を観光したり、買い物をしたりとレッスン以外にも楽しい時間がたくさんあり、スイスを満喫できました。
この短期研修に参加して、たくさんの知らなかったことや発見、課題があり、これから自分に何が足りないのか知れる事が出来ました。
今回連れて行って下さった舞原美保子先生、5歳から僕を育てて下さったバレエの先生、麻美バレエランドの仲間本当にありがとうございます。来年度からタンツの生徒になれることが嬉しくてたまりません。これから一生懸命頑張って、与えて頂いたチャンスを生かせるようにしたいです。
熊谷天志